昭和20〜30年代の絵本、雑誌など


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昨日の記事に引き続き、横浜の出張買取で買い取ってきた商品のご紹介です。



講談社の漫画絵本 りきぞうさん」昭和30年/大日本雄弁界講談社発行
「りきぞうさん」って力道山にかけているのよね?? Σ(゜∀゜)
”りきぞうさん”という仔象が、仲間の動物達の力を借りながら
乱暴者のゴリラを倒しておりました。可愛いわあ(*´∀`*)





ヤン坊ニン坊トン坊」作:飯沢匡(ただす) NHK放送劇
    昭和31年発行/講談社少女クラブ11月号付録

トン坊の声は黒柳徹子さんが担当したそうです、見開きに写真が載っておりました。
飯沢匡さんは「ブーフーウー」の原作などで知られています。





「長篇野球漫画/やきうのこうちゃん」昭和23年/百万人文庫
この種のマンガは、”赤本漫画”と呼ばれています。

赤本(あかほん)とは、
明治期から出版された少年向きの講談本・落語本で、
表紙に赤系統の色が好んで使われ、
内容も低俗とみなされたものの俗称。
東京では蔵前通り周辺、大阪の松屋町周辺の下町など
版元と卸問屋を兼ねた零細な業者が扱った。
通常の書籍の流通ルートに乗らず、
駄菓子屋や露店などで販売された。
1932年から1933年頃より描き下ろしの漫画本が急増。
第二次世界大戦後は1947年に手塚治虫の『新宝島』が
40万部とも80万部とも言われたベストセラーになったのをきっかけに
全国的な赤本漫画ブームを巻き起こした。
(ウィキペディア(Wikipedia)より)



「それいゆ(昭和23年/NO.49)」ひまわり社
中原淳一さんが作った女性向けの雑誌です。

終戦から一年経った昭和21年、東京中が焼土と化した中で、
夢多いはずの女学生までがなりふり構わず、
食べ物の調達のことしか考えていない有り様をみて、
中原淳一はこれではいけない、
本当に意味で美しい暮らしを知る本を作りたいと考え、
「それいゆ」を発刊しました。
(国書刊行会ホームページより)

「夢多いはずの女学生までがなりふり構わず、
 食べ物の調達のことしか考えていない有り様をみて」
という発刊理由にグッと来てしまいました。
若い女性でも平気で高価なブランド物で身を包む今では
とても考えられない理由ですね、今の日本は何て贅沢なんだろう・・・。


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