プッチーニ・カレンダー
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はるばる山口県下関市から宅配買取が入りまして
オペラの本などをお譲りいただきました、
どうもありがとうございました!
私が個人的に気に入りましたのがこちら。
数々の名作オペラを残したイタリアの作曲家、
ジャコモ・プッチーニ(1858年-1924年)のカレンダーです。
中を開くと、彼の代表作のオペラのポスター
(それともリコルディ版の楽譜の表紙だったのかしら??)
がカレンダーとなっております。
「トスカ」(1900年初演)
いかにもベル・エポック的な、優雅で美しい絵柄ですね。
同じく「トスカ」
1枚目とは大分趣きが違って、まるで昔の欧米の推理小説の表紙のようです。
でもこちらの方が、「トスカ」という作品の持つ血なまぐささや劇的さが良く表されていて
私は好きかな?
「トゥーランドット」(1926初演)
”氷のような心を持った”東洋の姫君の冷たい美しさ。
オリエンタルな趣きが素敵です。
そして「蝶々夫人」(1904年初演)
メジャーなオペラ作品の中では唯一、日本人女性がヒロインのオペラです。
舞台は明治時代の長崎。15歳の時にアメリカ人男性と結婚し、
アメリカへ経った夫が日本にいる自分の下へ帰ってくるのを、
彼との間にもうけた子供を腕に抱きながら
3年もの間夫を信じてじっと待ち続けた蝶々さん。
しかし戻ってきた夫はアメリカで本妻を娶っており、
子供を夫に引き渡す決心をした後
蝶々さんは自害をするという悲しいお話です。
この絵柄は初演時のポスターでも使われたそうです、
夫を信じて待ち続ける蝶々さんの姿が胸にしみ入る
非常に美しいポスターだと思います。
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