赤とんぼの歌詞の意味は?


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こんな本が入ってきました。

音楽・切手の366日

音楽・切手の366日

「音楽・切手の366日」平林敏彦/薬事日報社
クラシック音楽に関する切手のコレクションの本です、素敵〜〜(´∀`)♪
中でも私が素敵だなと思ったのがこちらの切手です。



2001年にセント・ヴィンセントで
ヴェルディ没後100年を記念して作られた切手だそうです。
オテロは一世一代の当たり役だったマリオ・デル・モナコ(テノール)、
デズデモナはライナ・カヴァイヴァンスカ(ソプラノ)。
まるで映画の1シーンのように劇的で美しいですね。



オペラ史上最高のディーヴァ、マリア・カラス(S)。
没後20年にあたる1997年に、彼女の母国ギリシャで発行された切手だそうです。
彼女の深い眼差しが非常に印象的です。



こちらは日本の歌シリーズの1つとして1980年に日本で発行された切手で、
山田耕作の「赤とんぼ」が図案です。


ところで「赤とんぼ」は、日本人なら誰もが郷愁を感じさせられる
心に深く染み入る歌で私も大好きなのですが、
歌詞の意味を正しく知ったのは実はごく最近なのです・・・  
皆様はご存知でしょうかしら?


1.夕焼け小焼けの 赤とんぼ 負(お)われて 見たのは いつの日か

2.山の畑の 桑の実を 小かごに摘んだは まぼろし

3.十五で姐(ねえ)やは 嫁に行き お里の 便りも 絶え果てた

4.夕焼け小焼けの 赤とんぼ とまっているよ 竿(さお)の先


追われて見たのは〜」じゃなかったのね!(*´艸`*)  
子守娘(=姐や)におんぶされて見た、ということなんですね。
3番に出てくる「ねえや」も、今までてっきりお姉さんかと思っていたのですが、
子守娘という意味だったとは・・・
歌詞を書いた三木露風(1889〜1964)という人は、小さい時に両親が離婚をし
祖父に育てられることとなり、幼くして母と別れなければならなかったのだそうです。
母とふるさと、そして子供の頃自分をおぶって世話をしてくれた子守娘の事を想いながら
この歌詞を書いたということらしいですね。
また3番の「お里の便りも絶え果てた」というのはお母さんからの頼りを指していて、
いつもお母さんの話をしてくれた姐やがお嫁に行ってしまったことで、
母の便りを聞く事ができなくなってしまったのだと歌っているのだそうです。
切なく、心に染み入りますねえ・・・(´−`)
(友人が書いた本を参考にさせていただきました。勝手に紹介しちゃうよ〜笑)

童謡で、あの日にかえりたい。―忘れていませんか?ニッポン人の涙

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