にゃん子は、あまり出張買取に行ったことがありません。
本を運ぶのはひたすら力仕事なので、
助っ人に呼ばれるとしたら男性アルバイトだったからです。
でもその時はたまたまお店に手の空いている人間が他におらず、
私が声をかけられました。
こうやってたまーに入ってくる出張買取の助っ人は、
そんなわけでにゃん子にとってはとても新鮮なのです(^^)
ワクワクしながら店長くまきちと共に
お客様の家へと向かいました。


家について、お客様に挨拶をして中に入るくまきち。
私も当然後に続こうとすると、
「あ、にゃん子はここで待っててね」
「? はあ。」
と、アパートの廊下で待たされました。
「??」と思ってドアの隙間からそうっとのぞいてみると、
きちゃなーーーいお部屋でした(−−;)
どうやら独身男性の一人暮らしのようです。
あのお布団はいつから敷きっぱなしなんだろう・・・って
感じですし、物もごちゃごちゃーーっと散乱していて。
「ああ、これは女性が中に入ったら嫌がるだろうな(^−^;)」
と納得して、廊下でおとなしく待つにゃん子。
するとくまきちがドアからひょいと顔を出しました。
「今からここにどんどん品物を置いていくから。
 どんどん車に運んでね。」
「はい。」
そしてくまきちが次から次へとドアの前に積み上げていった物は、
普通のマンガも少し混じっておりましたが
そのほとんどはアダルトコミックとアダルトビデオ・・・。
「ああ・・・これは女性が中に入ったら・・・(^−^;)ゞ
 (以下同文)」


せっせとひたすら車へと運び、
全部終わるとくまきちはお客様に挨拶をして出てきました。
「さ、行こうか」
・・・にゃん子はついに部屋に入ることもなく、
そしてお客様の顔も全く見ることなく、
出張買取終了・・・ひゅるる〜〜(T。T)
ま、こういう時はしょうがないですね。
古本屋さんも、けっこう気を使うのです(´▽`)ゞ


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