ひっそりさんから30年後の絶版漫画について質問をいただいたので、
思いつくままに書いてみます。


どんなモノが絶版・お宝本となり得るのか?にまず触れてみます。
発行部数が多くない≒入手しづらい≒残存数が少ない。
この辺りは、絶版の要件に含まれることが多いように思います。
例えば新書版で言うと、ジャンプ>マガジン>サンデー>
チャンピオン>ボンボン/コロコロ/少年画報社 といった感じでしょうか。
特に子供向けのコミック(コロコロやボンボン)は
残存数といった点でも美本が生き残る可能性が低いため、
プレミアが生まれる確率は他のコミックスより高めですね。


他には、長く続いたギャグマンガなんかが
プレミアのつくものが多いような。
大抵のギャグマンガ(笑いのセンス)は、
20年も経つと時代と共に大きくずれてきます。
トイレット博士」「ど根性ガエル」「おぼっちゃまくん
がきデカ」「らんぽう」など。
有名な作品にもかかわらず、いまだに完全復刻がなされていません。


その他にはTV化された作品というのも
プレミア化している作品が多く含まれます。
アテンションプリーズ」「金メダルへのターン」
アパッチ野球軍」「まぼろし探偵」「魔女っ子メグちゃん
月光仮面」「魔法使いサリー」「キックの鬼
ひみつのアッコちゃん」「赤き血のイレブン」「オバケのQ太郎
パーマン」「忍者ハットリくん」「怪物くん」「ジャングル黒べぇ」
細かく言ったらいくらでもあるかもしれないですね。