以前どこかのサイトで、
「古本屋で値段の付いていない本をレジに持っていって値段を訊いたら、
 店員がパソコンで値段を調べ始めたのを見て
 ”こんな本の値段もわかんないのかよ〜”って思った」
というような内容の書き込みを目にしたことがあります。
こんな経験(店頭で、本の値段をパソコンで調べる)は、
私も客としても店員としてもよくありました。
確かに客の立場からすると、「もしかしたら安く買えるかもしれない」
という古本屋巡りの醍醐味を奪われ、
しかも少しの時間を無駄にしたような気がするかもしれません。
たやすく手に取れるところに値段の付いてない物が置いてあるのも
問題かもしれませんが・・・・・。


一方、店の側から弁解させていただきますと、
ネットの普及により多くの商品の相場が変動してしまったため、
今まで積み重ねてきた知識があてにならなくなってしまった→
その結果、自信を失うというか
ネットの相場に依存せざるを得ない結果になる。
そんな経験をされた古書店主も、少なからずいると思います。


  ☆  ☆  ☆
またある時期は
ヤフオクで”転バイヤー(転売する人)”が話題になった頃とか)、
「客がみんなせどらーに見える病(゚−゚‖)」
流行ってしまったりしましたね。
(最近では「オフの客がみんなせどらーに見える病(゚▽゚‖)」
流行っているかもしれませんが)
みすみす安い値段では売りたくない!という心情も、
店側の心理として非常に理解できます。
それにある意味ネットでちゃんと調べるというのは、
最新の相場を元にきちんと値付けをしたいという
良心の表われでもあるかと思うのです。


今回のリアル店舗開店の際、
私個人が長い間ためこんだ大量の絶版本などを値付けするのに、
思った以上に膨大な時間が掛かってしまったのも、
やはりその辺りが原因です。
1つ1つ丁寧にネットで調べ直しましたから!
・・・・・っていうかまだ、
全然値段付け終わってないんですけどね・・・・・ (-ω-)ゞえへえへ


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