ラインの黄金
くまきちがゲーセンで「麻雀格闘倶楽部」にいそしんでいる間、
にゃん子はこれを観ました。くまきちが茨城デビューをしたときに
仕入れてきてくれたDVDです(^◇^)ゞ。
- アーティスト: モリス(ジェームズ),ノーマン(ジェシー),イェルザレム(ジークフリート)
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1999/12/22
- メディア: DVD
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14時間以上もかかるオペラでして(゜■゜‖)、
ぶっ通しで観ると死んでしまうので、
今日は序夜の「ラインの黄金」だけにとどめました。
(上演される際は、序夜+第1〜3夜の4日間に分けて
上演されます。)
舞台装置や衣装、演出の良さにまずは驚きました!
川底、地底の国など、映画のセットを観ているような、
まるで本物のような見事さ。
加えて、ニーベルング族や火の神ローゲなど
「X−メン」ばりの実によくできたメークをしていて、
無理なく神話の世界にぐいぐい入り込むことができました。
周知の通り、オペラでは、前衛的・現代的な演出も数多く観られます。
「ニーベルング」でも以前、
ライン川の水の精達がケバい娼婦になっていたり、
ヴォータンがフロックコートを着ていたり・・・・・といった
非常に現代的な演出の物もありました。
それなりに面白かったですし、
現代的な演出を頭から否定するつもりはないのですが、
でもやはり奇をてらっていないオーソドックスな物の方が
物語の世界に入りやすい気がします。
今回も、神々・巨人族・小人族・人間などが出てくるこの
大変壮大で巨大なストーリーにとても抵抗無く入り込むことができました。
歌い手さんも演じやすかろうと思いますし、
ワーグナーの表現したかった世界観も、
観客に非常に伝わりやすいのではないかと思うのです。
歌い手さんも皆素晴らしかったですが、
私が一番嬉しかったのは
フリッカ役でクリスタ・ルードヴィヒが出演していたことです。
この公演の時はすでに62歳だったそうですが、
全く衰えない声と歌詞を細やかに大事に表現する歌唱、
とても素敵で嬉しかったです。
以前彼女の「冬の旅(シューベルト)」を聴きに行ったことがありますが、
非常に細やかでしっとりとした
素晴らしいリサイタルだったことを思い出します。
それからファフナーのマッティ・サルミネンは
相変わらずのド迫力で本当に素晴らしい!!(≧▽≦)ノ
「トリスタン」のマルケ王など、良い役(?)もこなしてますけど、
特にファフナー役は他の追随を許しませんね!
超重量級の迫力といい、いかにも悪巧みをしそうな声といい(笑)、
この巨人の役は本当にピッタリです!
他にはジェイムズ・モリス、イェルザレム(ローゲ!)、
ハインツ・ツェドニクなどが出演しております。
でもまだまだ序の口!
これから、ジェシー・ノーマンのジークリンデ、
クルト・モルのフンディング、ベーレンスのブリュンヒルデ、
イェルザレムのジークフリートなどが待っているのです!!
いやーーーー、楽しみだ!!!(≧▽≦)9
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