近代美人伝

忙しい・・・・・・(‖´¬`)
いつもこれだけ本に囲まれているのに、
本を読む時間もないというこのつらさ(┳Д┳)。
読みたい本は目の前の棚にたくさんささっているというのに・・・・。
そんな中、今仕事の合間に必死でつまみ読みをしているのが
こちらです。(上下巻セットで出してます)

明治・大正を生きた18人の女性たちが描かれているのですが、
マダム貞奴、芳川鎌子、松井須磨子、モルガンお雪など、
興味のある人をピックアップして読んでおります。


松井須磨子といえば・・・・・。
2、3年前だったかな。声優関係の人達の飲み会に参加した時の事です。
その場にいたのは、師匠(50代の声優さん)の他は
皆20代の若い顔ぶれでした。
若者たちにお説教を始める師匠。
  師匠「女優なんてのはなあ、茨の道なんだ!
    決して幸福にはなれないんだぞ。松井須磨子を見ろ!!」
  一同「・・・・・・・???(´`;)」
にゃん子「師匠・・・・。今の若い人達に松井須磨子なんて言っても
     わからないですよ・・・・・(┳Д┳)」
  師匠「そ、そうか(゜◇゜;)」
そういえば、とある老舗の劇団で教えている講師の人も、
「今の研究生たちはローレンス・オリビエの名前も知らない」と
嘆いておられたっけ。


にゃん子はなぜか子供の頃から
古い映画や昔の役者さんが好きだったので、
年の割にやけにくわしくてよく驚かれました(^^;)
高校生の頃、映画の話で一番気が合ったのは、
定年間際のおじいちゃん先生だったなあ・・・・(T〜T)


松井須磨子は大正時代に活躍した舞台女優です。
島村抱月との不倫、後追い自殺など、
スキャンダルに満ちた波瀾万丈の女優人生だったようですが・・・・。
1914年の舞台で彼女が歌って一世を風靡した
「カチューシャの唄」という曲があるのですが、
高校生の時に初めて聞いて以来私はとても大好きで、
好んでよく歌っています(^^)。
(お前は一体いくつだよ・・・・・・il||li _| ̄|○ il||l)
「生まれてくる時代を間違えたんじゃないの?!(゜▲゜;;)」と
よく人に言われるにゃん子ですが(苦笑)、
だからこそ古本屋業はぴったりなのかもしれません・・・・・(^^;)