古本屋さんのネット嫌い

古書とインターネットというのはやはり全く逆に位置するようで、
古書業界のインターネット普及率は私の周りを見る限り、
かなり世間より低いように思える。(中略)
以前も市場の出品状況などをメールで全国の同業者に
速報的に流しましょうと提案したが、
メールなんか誰も見ないと言った感じで
簡単に却下されてしまったことがある。
エーブック(A-BOOK)せどり古本市オークション日記
http://abook.jugem.jp/

昔ながらの古本屋さんは、本当にネット嫌いの人が多いようです。
くまきちは、お知り合いの古本屋さんに行ったときに、店主の人に
「売上がどんどん落ちてヤバいんだよ・・・」
と嘆かれると、
「今日び店頭だけじゃもう難しいですよ、
 ネットをやらなきゃダメですよ!(;>ω<)ノ」

と言うのだそうですが、
「古本は、店頭で売ってこそ本物だよ」
「ネットなんて邪道だよ」

などと言ってやりたがらない人が随分多いそうです。
・・・・店頭で売るのが本道で、
ネットで売るのは邪道・・・??(;´−`)


そういえば。以前にゃん子も一緒に
とある昔ながらの古本屋さんに行った時のことですが、
ネット中心で営業していることを話すと、そこの店主の人に
「お金儲けもいいけど・・・文化をもっと大事にして欲しいな」
と言われ、ビックリしてしまったこともあります(苦笑)
ネットで売るのは非文化的・・・??(;´−`)


確かにリアル店舗にはリアル店舗の良さがあります。
お客様は実際に本を手に取って選ぶことができますし、
その場でお客様と会話をし、コミュニケーション出来る楽しさがあります。
確かに、こういったことは今後もぜひ大切にしていきたいと
私も思うのです。
でもネットでの売買に人の温もりがないかというと、
絶対そんなことはないですよね。
お礼のメールもたくさんいただきますし、
お客様がホームページやブログを持っていたら
そこからまたたくさんコミュニケーションが広がります。
そして、リアル店舗だけだとご近所のお客様しか来られないけれど、
ネットだと日本全国、時には海外からだって
欲しかった本・探していた本を見つけていただけるわけです。
これはとても素晴らしいことだと思いますし、
文化的なことだと言えるのではないのでしょうか。


お察しかとは思いますが、ネットをやりたがらない店主の方々は
20〜30代の若い世代ではありません。
なので今さらパソコンをやるのは大変だと思いますし、
非常におっくうだろうなあとは思うのですが・・・・。
でもくまきちがよく言うのは、
「実際にやってから文句を言うのはいいけれど、
 やってもいないことに文句を言うのは良くない(´ω`)」

ということです。
さらに。そういった店主の方々は、
「うちはネットとは関係ない」と思っておられると思うのですが、
でも実際にはそういうお店は転売ヤーの巣窟になっていたりします・・・
昔ながらの知識だけでは、転売ヤーに抜かれてしまう場合があるのです。
ご本人のあずかり知らぬ所で、ネットの相場に巻き込まれているわけです。
なので、
「ネット上で売るまではしなくとも、せめてヤフオクの相場くらいは
 勉強しないと・・・(´ω`)」

とくまきちは言います。


以上。くまきちが思っていることをにゃん子が代弁してみました!
ご意見、クレームはくまきちまでどうぞ!! (*’▽’*)/~~~ うふふ♪
工工エエエエェェェヽ(0ω0;;;)ノ゙ェェェエエエエ工工