フェレットのエナちゃんの思い出

私の家は動物王国で(;^^)
今まで30匹くらいの動物たちと暮らしてきたのですけれども、
その中の1匹、フェレットのエナちゃんのお話です。
エナちゃんは当時6匹いたフェレット達の中でも
一番頭が賢くてしっかり者で、強気な女の子でした。
(もえにゃんを彷彿とさせますね ´〜`)


そのエナちゃんがある時から、見た目はとても元気そうなのですが
急に毛が抜けてやせてきてしまい、
しかも他のフェレット達に噛みついたりと
行動が凶暴になってしまったのです。
これは何だかおかしい・・・と動物病院に連れて行き診察をしてもらうと、
腫瘍が出来ていると言われました。ガンです。
「成功する確率は50%に満たないですが・・・」
手術をしますか?と聞かれ、家に帰って家族と相談し、
結局私達は手術をしてもらうことに決めました。


しかしその3日後くらいだったでしょうか、手術の日の朝。
エナちゃんは彼女のハンモック(寝床)の中で冷たくなっていました。
突然の事でショックでした。
獣医さんに電話で報告をすると、
「まさかこんなに早く死んでしまうとは・・・」と
獣医さんもショックを受けて、何度も謝っておられましたが、
でも何となく、
「病院であれこれいじられるのはイヤ。
あたしは自分の家で安らかに死にたいわ。」
というエナちゃんの意思表示だったのかもしれないな・・・
という気がしてなりませんでした。
病院で診察を受けたときに、毛を刈られたりあれこれいじくり回されて
(診察なのだからしょうがないのですけれども)、
エナちゃんはとてもつらそうに見えたので・・・。
その後もう一度別のフェレットで同じような事があったのですが、
その時は私達は手術を選ばず、家で看病して最後を看取りました。


もし動物に意見を聞くことが出来たら、きっと大概の子が
「自然のまま死ぬときは死にたいわ、
無理に長生きなんかしなくていいのよ」と言うのでしょうね。
でも一方で、(人間のエゴなのかもしれないけど)
目の前でその姿を見るとつい「一日でも長く生きて欲しい!」と
思わずにはいられない・・・・。
動物としゃべれれば、直接意見を聞けるのに。
でもそれが叶わないから、人間側で、
どうしてあげるのが動物にとって一番幸せなのか、
その都度その都度一生懸命考えるしかないのですね。


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