コトルバス&カナワ&シュターデ

今日はこちらを観ました。
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚

フィガロの結婚*歌劇 [DVD]

フィガロの結婚*歌劇 [DVD]

1973年・グラインドボーン音楽祭での上演で、
何と言っても目玉は、やがて大スター歌手になる3人の女性歌手、
コトルバス&テ・カナワ&フォン・シュターデの若き日の名演を
見ることができるという点でしょう。
コトルバス(スザンナ)の初々しく清楚な声を堪能し、
フォン・シュターデ(ケルビーノ)の情感溢れるアリアに感動、
そしてまだ20代の若さでありながらすでにこれほどの気品と貫禄を
兼ね備えたテ・カナワ(伯爵夫人)を見るにつけ、
やはり大スターになる歌い手さんは若い頃からすごいのだと
改めて納得させられてしまいました。
あと、ベンジャミン・ラクソンの伯爵も非常に良かったですね〜。
イギリス人らしく演技もしっかりとしていて容姿もハンサムで、
好色だけれど気品のある貴族、という役柄にピッタリでした。
ドン・ジョヴァンニ役も素敵だろうな〜〜〜(*´▽`*)
昨日まで、そのラクソンがタイトルロールの「ドン・ジョヴァンニ」の
DVDも手元にあったのですが、
無事に旅立っていってしまいました(T▽T)/~~
観とけば良かったかな〜〜〜しくしく


全体的にセピア色風の落ち着いた色調の舞台で、
クラシカルな雰囲気が良いです。
アンサンブルも誠にきれいにはまっており、
美しいハーモニーを楽しむことが出来ました。