狂へる悪魔

kumanekodou2006-12-20



               ジョン・バリモア →









今日はこちらを観ました。
「狂へる悪魔」1920年アメリカ映画

狂へる悪魔 [DVD] FRT-154

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小・中学生の時、
赤川次郎の「三毛猫ホームズ」シリーズが大好きだったのですが、
その中の確か

という本の中だったと思うんですけれども、
上記の「狂へる悪魔」が紹介されていたんですね。
それ以来ずーーっと観たいなあ観たいなあと思っていたのですが、
今日ようやく観ることができました(≧〜≦)ゞ


主演のジョン・バリモア(1882-1942)は
”名門バリモア一家”と呼ばれた有名な俳優一家の一人です
ドリュー・バリモアは彼の孫娘にあたります)。
抜群の演技力と共に当時絶世の美男子と謳われた美貌も武器で、
特にその美しい横顔は「偉大なる横顔」と称され
本人も横顔のポートレートに大変自信を持っていたそうです。
実際「狂へる悪魔」を観てみても、”ジキル”の時は
ほとんど横顔のカットばかりだったように思います(^^;)


この映画はジョン・バリモアの代表作で、
”ジキル”と”ハイド”の2役を見事に演じ分け、
舞台で鍛え上げたというその演技力を余すところなく伝えています。
何せサイレント期ですので、今の演技に比べると
オーバーアクティング気味ではありますが、
実際観てみるとその迫力にゾクゾクッとしてしまいました。
普段これだけハンサムな顔の人があんなに醜い役を演じるというのは
相当勇気がいったと思うのですが、
メーキャップを使っているとはいえハイドへの変貌ぶりは
本当にすさまじく、見応えがありました。
最後のクライマックスも良かったなあ・・・・
ハイドに変貌しつつある時に美しい婚約者が訪ねてきてしまい、
「僕を愛しているなら帰ってくれ!」
と絶叫するシーン、そして幕切れの指輪。
グッときてしまいました。


にゃん子はなぜだかサイレント映画が大好きです(;´▽`)ゞ
でも話が合う人にいまだお目にかかったことないです( T▽T)ゞ
たまには若者らしく(?)、最近の映画も観なきゃなあ・・・・(汗)


   ☆  ☆  ☆
今日は定休日ですが、くまきちは出張買取が入って
千葉まで行ってきました。
でもそのためだけに往復するのも何だかもったいなくて、
普通に仕入れに回ってきちゃったそうです。
別の日に、ゆっくりお休み取ってください(;∀;)


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