昭和３０年代のチラシ

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先日成田の骨董市場で、
くまきちが昔のチラシがいっぱい詰まった箱を仕入れてきました。
昭和３０年代半ばごろの物のようです、一部ご紹介！

千葉県佐原市の呉服店・服地店・毛糸店の大売出しのチラシです
（ちなみにご成婚は昭和３４年の事だそうです）。

薬屋さんからもらったと思われる昭和３２年のカレンダーです。
上のニワトリ一家の絵がとても可愛い！
「ぴよぴよ　ひよこちゃん　おかあさんのせなかで　おおいばり。
　こけこっこと　おとうさん　ぼうやあぶない　おりなさい。」
と書いてあります、ラブリー！！(*´∀｀*)
そして下には「食い合わせ中毒表」というのが書いてあります。
「はっかと馬鈴薯」「蟹と柿」「あひるの卵ととろろ汁」
「うなぎと梅干」「まつたけとアサリ」「氷水と蟹」
「こんにゃくとキュウリ」「ニワトリの卵とにんにく」
・・何だかピンとこない組み合わせもけっこう・・（；´д｀）
ていうかあひるの卵って昔は常食だったの？？

東芝製品を月賦で買いましょう！というチラシですね。
66,000円のＴＶを、初回12,000円払って月々4,500円12回払いでゲットできます！

映画のチラシです。右上に市川雷蔵の顔が見えます。

福引付の特売会のチラシが２枚。
１枚目はバイク屋さんですね。

１等：エコー号１台　　
２等：高級腕時計又は革ジャンパー
３等：皮製半長靴又は座ぶとん５枚　　
４等：作業服
１等と２等は今でも充分行けそうですね、
座ぶとんと作業服はいらないなあ・・・（；´∀｀）

２枚目は洋服屋さんの福引大売出しなのですが、

１等：たばこ（２０ヶ入１箱）　　
２等：たばこ（１０ヶ入１箱）
３等：たばこ（３ヶ）　　
４等：たばこ（１ヶ）

全部たばこっスか！？
w(ﾟﾛﾟ;w(ﾟﾛﾟ)w;ﾟﾛﾟ)w

今よりずっと高級な嗜好品だったのでしょうけど、
でも１等から４等まで全部埋まっちゃうなんてすごいなあ、
洋服屋さんの福引だし！
「終戦直後、配給制だったタバコが宝くじの景品やパチンコの景品として
　ひっぱりだこだったなんていう話を聞いたことはあるけど、
　この頃でもまだ人気だったのかもね（−ω−）」

ところでこの箱に入っているチラシ達はどれも保存状態が良く、
チラシの他に包装紙なども入っておりました。
「この人、何のためにこれらを取っておいたと思う？（−ω−）」
「はて・・・・（´д｀）？？」
「多分主婦の人が、裏面をメモ用紙に使おうと思ってしまっておいたんだねー」
「だからキレイな状態のままなのか！」
ちなみにその後、裏面に年賀状の文面を練習してあるチラシも見つかりました。
美しい字で何度も何度も練習してあります、
几帳面なかただったんだろうなあ（＾−＾）

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