さいたま市岩槻区、狛江市、さいたま市大宮区で出張買取でした。クラシックＣＤ、推理小説、ミステリー、哲学書、囲碁などの本・古本、碁盤、碁石、ゲームソフトなどを買い取りました。

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今日は一歩も外に出ないで家でのんびり休もう！と固く心に決め、実行。
本を読み、Wiiフィットでちょっぴり体を動かし、猫と一緒にうつらうつら。。。
はあぁぁぁ〜〜極楽極楽(*´Д｀)。。○
この生活を、あと１週間くらい続けたい(笑)
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こちらを読みました。

小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所

「小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所」日本推理作家協会/集英社
「こち亀」の小説版・短編集ということですが、書き手がすごい！
大沢在昌、石田衣良、今野敏、柴田よしき、京極夏彦、逢坂剛、東野圭吾の７人が、
「こち亀」の登場人物と自作の登場人物を自由に使って
楽しい物語を紡ぎ出しています。
「こち亀」ファンとしては、「こち亀」の登場人物達のしゃべり方などに
「マンガと違〜う・・」と正直違和感も感じたりもしたのですが（；＾＾）
書き手の皆さんの遊び心が伝わってきて、読んでいてとにかく楽しいです！(´∀｀)
中でも個人的には、トリを飾っている東野圭吾さんのお話が最高でした、
読みながら声を出して何度も笑ってしまった！
両さんのムチャクチャで破天荒なキャラクターも、
秋本治さんの原作のテイストに一番近かったように思います。

フルトヴェングラーかカラヤンか

「フルトヴェングラーかカラヤンか」ヴェルナー・テーリヒェン/音楽之友社

「私自身、民主的な手続の投票でカラヤンをフルトヴェングラーの後継者に選び、
そして彼のものでもあり、また私達のものでもあった
数々の成功の恩恵に浴してきた。
カラヤンは現代社会を体現する申し子である。
だが、この世の中がこのまま変わらずにいることはないだろう。
フルトヴェングラーは私達に警告を発していた。
今、フルトヴェングラーのことを振り返り、考え直してみることで
より良い未来への道が示されはしないだろうか？」
ベルリン・フィルのティンパニー奏者であり幹事でもあったテーリヒェンが語る、
フルトヴェングラーとカラヤンの芸術、そしてベルリン・フィルの内幕と歴史。

ゆっくりじっくり読もうと思っていたのですが売れてしまったため、
先ほど大あわてで読みましたっ Σ(゜∀゜；；)

フルトヴェングラーは、ベルリン・フィル首席指揮者の後継者カラヤンを
指揮者としては
「むろん、カラヤンのことは了解している。
　プログラムは彼の自由に任せる。私は彼の能力を疑ったりなど金輪際しないよ」
と支配人に語るほど高く評価していたものの、
人間としての判断ははっきり違っていたそうです。
「権力への渇望からどんな手段にでも訴えようという、この人物のきわめて不愉快な挙動。
　とどのつまり、個々人の権力への関心よりも音楽そのものに
　私達はかかずらわるべきだと思います。」

そのほか、
カラヤンは静かな箇所でも強い表現を求め
フォルティッシモでは無慈悲な大音量を要求しさえしたため
著者の同僚であるティンパニー奏者は難聴になってしまい、
著者もカラヤンの演奏会の時はカラヤンに内緒で
なんと耳栓をして（！）演奏していたことだとか、
有名なザビーネ・マイヤー事件のことなど、興味深いことがたくさん書いてありました。
訳者あとがきにも書いてありましたが、
著者はフルトヴェングラーとカラヤンの二人を公平に扱おうとつとめているのですが、
読み進めていくとやはりどちらに深い敬愛の念を抱いていたのかということは
はっきりと伝わってきました（*’−’*）

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