ワルキューレ

今日もくまきちはゲーセンで「麻雀格闘倶楽部」にいそしみ、
にゃん子はワーグナーの「ニーベルングの指輪」の
ＤＶＤを観ていました。

ニーベルングの指環*楽劇 [DVD]

昨日の「ラインの黄金」に続き、今日は「ワルキューレ」です。

・・・・・・非常に良い演奏だったのですが、
残念ながら舞台が暗すぎて良く見えませんでした(┳Д┳)。
服がチラチラ見える程度で、歌い手さんの表情もほとんと見えません。
ライブ映像ではままあることですが、
でもああも暗いとやはりがっかりしてしまいます。
まあ、映像に撮ることを第一に考えて演出をしているわけではないので、
致し方ないことかもしれませんが・・・・・・。

そんなわけで１，２幕は少〜し退屈したりしてしまったのですが、
３幕はものすごい迫力ある演奏で、
暗さにもめげず画面に釘付けになってしまいました。
怒るヴォータン、怯えるワルキューレ達、必死に懇願するジークリンデ、
そして怒濤のような迫力で演奏する、レヴァイン率いるオケ。
非常に劇的で、すごかったです！

ジークリンデはジェシー・ノーマン。
このソプラノは何と神々しいことか！
高音はもちろん、低音まで響き渡る豊かな声量、
深く大きな歌唱、演技力。
あの恰幅の良さですし、決して美人とは言えない容姿なのに、
神々しいまでに美しさを感じるのはなぜなのでしょう。
正にディーヴァの貫禄ありきといった感じです。
あと、クルト・モルは相変わらず渋くていいですね！(＞▽＜)
フンディングという憎々しげな悪役を
余裕綽々で楽しげに演じていて、とても良かったです。
ベーレンスのブリュンヒルデも素晴らしい！！
良く澄み渡った高音も見事ですし、
勇敢で強いだけではなくてとてもチャーミングな女戦士で、
非常に魅力的なブリュンヒルデでした。
ラストのヴォータン（ジェイムス・モリス）とブリュンヒルデの
悲しい別れのシーンや、
ジークリンデが「私の子供を助けて！！」と懇願するシーンなど、
思わずジーンとして涙ぐんでしまいました。
これでもっと画面が明るくて姿や表情がはっきり見えたなら、
どんなにか素晴らしかっただろうなあ(┳Д┳)

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