悲しき絶版漫画

昨日くまきちは、Sさん・Pさん・もう一人のPさんと一緒に
せどりの旅に出かけました。
そしてその旅の途中、衝撃的な出来事に出会ったそうです(゜−゜;)




とあるブコーフのカウンターをふと見たときに、
絶版漫画の王道、古いサンコミ(朝日ソノラマサンコミックス)と、
秋田サンデーコミックスの丸背の背表紙が
くまきちの目に飛び込んできました。
そしてタイトルを見てみると、なんと




「大魔鯨」川崎のぼる梶原一騎
(超A級絶版漫画!!)
「エリート(2,3巻)」桑田次郎
(A級絶版漫画!)
「エムエム三太」小沢さとる
(A級絶版漫画!)
(注:「エリート」は初版以外だと
   値段はガクリと下がってしまうのですが、
   他の漫画をいくつかチェックしたところすべて初版だったので
   恐らくこれらも初版であろうと・・・・涙)




��(0ω0‖) ギャーー!!

しかもつい先程店頭で買い取ったばかりで、
これらの本は値段にならないから廃棄処分にするのだと!
絶版漫画を愛するくまきちとしては、
とても放っておくわけにはいきません。
ダメもとでも「捨てるくらいなら売って下さい!」と
早速交渉です ε=ε=ε=ε=┏( ;>ω<)┛




ところが今回の店長は非常に手強く、
にべもなく断られてしましました。
くまきちもがんばって粘りましたが、
まったくとりつく島もなかったそうです・・・・。



こういった新古書店の手によって、一体どれだけの貴重な古書が
廃棄されているのだろうか・・・・と思うと
悲しい気持ちになります。
金魚屋古書店」を読むかまん●らけに行くかして、
絶版漫画の貴重さを少しは勉強してもらいたいものです・・・・。

金魚屋古書店 1 (IKKI COMICS)

金魚屋古書店 1 (IKKI COMICS)


これはくまきちの言葉ですが、
「上記の本はまだ日本に100冊以上は残っていると思うけど
 もしもこれが日本にあと10冊しか残っていない本だったとしたら? 
 非常に貴重で大切な本を無下に処分していい権利が
 あるのだろうか?
 古本屋の仕事は、文化を売っているという側面があると思う。
 すでに客の目に触れているのに、
 売ってももらえない、タダでももらえない、
 ただ捨てるのみ。それは不条理なのではありませんか?
 目の前で貴重な本がみすみす廃棄されるのを
 救えないというシステムに対して非常に憤りを感じます。
 今回の店長は本当にとりつく島もなかったし、
 このように徹底して教育されているのだとすると、
 ブコーフという会社に疑問を感じざるを得ません。」

とのことです。
本当にその通りだと思います。


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