活字離れと騒がれるようになって久しいですが


くまきちがこんなことを言っておりました。

以前から思っていたのですが
活字離れに関しては
どうも団塊ジュニア世代のコミックや
雑本の大量消費、を基準にマスコミ
(ライバル関係でもある特にテレビ?)が
作り上げたというのを感じています。
つまり子供の数とコミックの販売部数
(ジャンプの黄金期とか笑)なんかは
比例すると思うんですよね。
ディズニーランドの入場者数なんかや
大学の受験倍率もそうかもしれませんが
どうしても影響を受けてしまうのかもしれませんね。
つまり10年ぐらい前が古本消費バブルのピークで
今がむしろ元に戻った(つつある)のかもしれません。
基準の取り方次第なのかな。

そういえば古本の買取が激減したのが
ブックオフが出張買取をするようになったあたりからか。
こうなってくると出張買取以上のサービスを加えていかないと
街の古本屋がブックオフ以上に本を集めるのは
難しいのかもしれません。
大量消費をする見込みのあるターゲットを見つけないと
マーケットの成長は難しいのかなあなどと思っております。
そう考えるとこれからのヒントとして
団塊の世代が眼を向けるジャンルが
古書、古物の中にあればいいのですが・・
ずばりというのはなかなか見つかりませんね。

時々、
「古本屋さんをやってると、やっぱり活字離れって感じますか?」
と訊かれるのですが。
んーー、どうなんだろう・・・・・。
確かに店頭での売れ行きは年々減っていると思うのですが、
ネットでの売れ行きはちょうどほとんど反比例していますし、
ブコーフもこれだけ乱立していますしね(^^;)
無論テレビやゲームやパソコンがなかった時代に比べれば
本に割かれる時間は減っていることでしょうけれども、
マスコミが騒ぐほどには感じないんだけどなあ・・・。
どうなんでしょう(^^;;)


あと一つ思うのは、新刊の回転が目まぐるしいなあ!
ということです。
新刊屋さんに行くたびに、次から次へと新しい本が並んでいて
眼を白黒させてしまうのです。
「昔からこんなだったっけ?(;´Д`)」
くまきちに訊きましたら、
「うんにゃ。売れ行きは減っているのに
 出版点数はどんどん増えてる(−ω−)」

との答え。やっぱりそうだよね! ��(゜Д゜;)
結局「大当たり(大ヒット作)」を出すために、
数打ちゃ当たる方式でどんどん本を出している。
でもそうすると、「当たらない(面白くない)」本も
大量に生み出しているわけですから、
内容的に後に残る本より残らない本が増えてしまうことに
つながるのでは・・・・。
しかもそんなスピードで本を出していたら
作家さんをじっくりと育てることもできず
使い捨てのようになってしまいそう・・・・。
これまた、どうなんでしょうと思います(;´`)


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