のだめ/石持浅海

むむむう・・・定休日にも関わらずたくさんやることがあって
2人とも忙しいです (; ̄− ̄)=3 (; ̄ω ̄)=3
それでも無理やり時間を作って、この2冊を読みました。


のだめカンタービレ 17 (講談社コミックスキス)

のだめカンタービレ 17 (講談社コミックスキス)

のだめカンタービレ 17」二ノ宮知子
お待ちかね、「のだめ」の新刊!
相変わらず大変面白かったです。
千秋氏がスランプ気味になってしまいハラハラ(;´−`)
でもほんと、批評家や観客の耳が厳しい欧米では、
楽家というのは舞台の一回一回が勝負だそうですから・・・
大変に厳しい世界です、本当に。
しかし千秋氏のお父さんは
どうも好きになれないのですが・・・(;-_-)
これから良い部分も出てくるのでしょうか。


月の扉 (光文社文庫)

月の扉 (光文社文庫)

「月の扉」石持浅海

沖縄・那覇空港で、
乗客240名を乗せた旅客機がハイジャックされた。
犯行グループ3人の要求は、
那覇警察署に留置されている彼らの「師匠」を
空港まで「連れてくること」。
ところが、機内のトイレで乗客の一人が死体となって発見され、
事態は一変。極限の閉鎖状況で、スリリングな犯人探しが始まる。

正直、
「ヲイヲイ、それは無理があるだろう!(;´д`)⊃☆」
という突っ込みどころはたくさんあると思います。
でも一方で、「お〜なるほど」「そうきたか!」と
ワクワクする所も随所に見受けられ、
一気に読むことができました。
中でも面白かったのは、
単にその場に居合わせてしまっただけの乗客「座間味くん」が
ハイジャック犯にいきなり探偵役に任命され、
しぶしぶ(しかし有能に)謎解きをしていく所でしょうか。
ところで石持さんの作品には
シリーズ探偵が登場しないのだそうです。
解説に作者のインタビューが抜粋されていたのですが、
それによると、

サラリーマンの毎日というのは、
突発的なトラブルを解決することに費やされています。
だから、何か事件が起きたときに一番対処が上手いのは
サラリーマンなのではないかと思うんです。
逆に就職もせずフラフラしている探偵というものを
想像することが、私にはできません。
また、普通の生活を送っている人が何回も事件に遭遇して、
そのたびに探偵をやるというのもおかしいと思う。

なるほどなるほど。




それにしても最近ミステリーを読んでいると、
何だかつっこみたくなることばかりな気がするのですが・・・・。
トリック面でもそうですが、
例えば犯罪に至るまでの動機だとか心理描写に関する部分でも。
先人たちによってもうかなり書き尽くされてしまった感があるのかしら、
それとも自分が大人の階段を登ってしまったのか?(苦笑)


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