よもつひらさか/今邑彩


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   ☆   ☆   ☆
今日の昼間はものすごい雷雨でした!
ほんの一時ではありましたが、目の前の車道がちょっとした川状態になっていて、
車が通るたびにバシャーー!という水しぶきがあがります。
上に屋根があるにもかかわらず、店頭の特価本ワゴンにも雨が吹きつけ、
あわてて店内に運び入れなくてはなりませんでした。
そして裏口には大きな水溜りができ、裏口のドアから水が染みこんでくるのではないかと
くまきち大慌て。
せっせとドア付近を雑巾でふきふきしていました。
ヒー!ヽ(▼ω▼;≡;▼ω▼)ノ ヒー!
本という商品の性質上、水にぬれたら致命的。
しかも、くまきちは独立するまでに2軒のお店で
雇われ店長をしていた経験があるのですが、
1軒目は浸水がひどいお店で(古本屋なのに!(;´Д`) )、
そして2軒目は雨漏りのひどいお店だったため(古本屋なのに!!(;0Д0) )、
その経験が一種のトラウマになっているのかもしれません・・・
大雨になると




(/;0ω0)/「大雨が来たーー!!!」
( 説明しよう!
  「大雨」のところを「狼」に直してごらん!
  くまきちにとってはそれくらいの危機感なのだ! )


と大慌てでドキドキするのでございます。
幸い、今日の雷雨はほんの一時的なもので済みました、
支障もなくて良かったね ホッ(;−ω−)=3


    ☆   ☆   ☆
こちらを読みました!
「よもつひらさか」今邑彩

よもつひらさか (集英社文庫)

よもつひらさか (集英社文庫)

現世から冥界へ下っていく道を、
古事記では“黄泉比良坂”と呼ぶ―。
なだらかな坂を行く私に、登山姿の青年が声をかけてきた。
ちょうど立ちくらみをおぼえた私は、
青年の差し出すなまぬるい水を飲み干し…。
一人でこの坂を歩いていると、死者に会うことがあるという
不気味な言い伝えを描く表題作ほか、
戦慄と恐怖の異世界を繊細に紡ぎ出す全12篇のホラー短編集。


めちゃめちゃ面白かったです!! ヽ(゜Д゜)ノ
どのお話も粒揃い!よく出来ていて、ゾワゾワ〜と怖くなって、
全く退屈せずに一気に読みました。
結末は大体こんな感じになるんだろうなあ・・・と予想はつくのに、
それでも全く集中力を途切れさせることなく引き込まれてしまう筆の力は
本当にすごいと思います、ぜひぜひおすすめです!


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