古本屋的マンガ事情

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８月に入っても、おかげさまで忙しい毎日が続いております。
今日も、定休日だったのですが２人とも大忙し！
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くまきちは朝の６時半に家を出て、千葉県成田市の骨董市場に行ってきました。
「すっごく落としたい漫画が出てきたのに落とせなかったーーー(´；ω；｀)」
と残念そうでした。
昭和３０年代の漫画が１５冊ほどまとまって出てきたそうで、
くまきちは６．５万まで追いかけましたが相手に７万と言われた所で諦めたのだそうです。
その中には鉄腕アトム、鉄人２８号、遊星王子、集英社おもしろ漫画文庫の杉浦茂、
島田一男原作のマンガも含まれていたのだとか。
（この本をお探し、もしくは気になる方がいらっしゃいましたら
　この本を競り落とした古本屋さんの名前をお教えしますので、
　その際は遠慮なくご連絡下さいませ）

そしてにゃん子は、梱包・発送作業を終えた後、
くまきちが昨日千葉市の出張買取で、炎天下の中仕入れてきたマンガのセット達を
ガシガシ作っておりました。
・・・・それにしても今は、古本屋の戦力としてマンガは厳しくなってきました。
しばらく前までは確かに強い戦力になる商品の一つで、
Ｓ堂にいたころはたくさんのお店が超高価買取を謳いあげ
奪い合い（？）の様子を呈しておりました。
でも今は全然事情が違います。
まず以前に比べるとコミックセットが売れなくなり、値段も下がりました。
古本業者の市場でも落札値段は安く、ブコーフも買取に弱気なように見えます。
少子化の影響か、活字離れの影響か、
はたまたネット上でマンガを読む人が増えたのか？
かつてマンガ喫茶が乱立した時に、コミックセットが飛ぶように売れた
「マンガ喫茶特需」も、今となっては懐かしい思い出です(ノ−｀)・゜・。

けれどもお客様方はそういった事情をご存じないため、
まだまだ高く買ってくれることを期待している人が多いのだとくまきちは嘆きます。
(　´д｀)ノ”(｡´ω⊂)
利益率や効率面などを考えても商材として今やお得なものではなく、
ホームページの買取品目一覧にも
最近のマンガに関しては決して力を入れて書いていないのですが、
それでもマンガの買取に関するご質問は多いので
どうすればよいかしらと思案中です。

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