ちょっぴりコワいお話パート2


人気ブログランキングはこちらからどうぞ!(^∀^)→ 【人気ブログランキング】
     ☆    ☆    ☆
これはまだ、くまきちが20代前半だった若かりし頃のお話です。
( 今だって若いけどねっ!( ゜ω゜)=3 )


それはまだ残暑の厳しい季節だったといいますから、
ちょうど今くらいの時期であったかもしれません。
その日出張買取に呼ばれたお宅はビルの2階にありました。
1階にあるコンビニの横の階段をてくてくと上がり、お宅に着いて、
玄関のインターホンをピンポーンと鳴らします。すると、


ガチャリ(ドアが開く)
「はい?」


出てきたのは、めちゃめちゃ チンピラっぽい お方・・・
ああ、これは何だかイヤな予感がするぞ・・・(‖゜ω゜)と思いつつ、


「●●さんにお電話をいただきまして、出張買取に来た者なんですが・・・
 ●●さんはいらっしゃいますか?(>ω<)」

「ああ、●●さんなら今ちょうど風呂に入っておりまして。
 中でしばらくお待ちいただけますか?」

「はい・・・」


中に通され「ここでお待ち下さい」と言われるままソファに座り、
出されたお茶をすすりながらくまきちが待っておりますと、
依頼者の●●さんがお風呂から出てくるのが見えました。




背中全面、刺青。
(やっぱり!!。。゚ヽ(゚`ω´゚)ノ゚。 )




どうやらこのお宅は●●さんのお宅というわけではなく、
●●さんが占有した物件のようでした・・・(汗)
出された品物はマンガが800冊ほどと、
大量のトレーディングカード
そして箱に入ったナイキのスニーカーも結構あったのだそうです。
ちょうどナイキシューズがバブリーだった頃で、
今のくまきちであればカードもスニーカーもすべてガツガツ買い取っていたでしょうが、
当時のくまきちは本以外のジャンルはまだ全くやっていなかったため、
本だけを買い取ることで了解を得ました。
「1人で運ぶのは大変なので、店から助っ人を呼びますね〜(;^ω^)」
と言って、当時勤めていた古本会社の社長さんを呼んで助っ人に来ていただき、
2人で運び出したということです。
・・・1人で運んだって別に良かったんだけど、ヤクザが怖かったんだよね?
そりゃそうだ、うんうん。( TдT)ノ”( ´ω`)まだ若かったからねえ・・(遠い目)


でも●●さんも最初に出てきたチンピラっぽい人も、
別にすごむわけでもなく(?)最後まで愛想よく応対して下さったということです。
それにしてもナイキとか、もし買い取ってたら結構な額になったのかなあ?(´∀`)


人気ブログランキング(本・読書部門)は現在3位です、
皆様どうもありがとうございます!
こちらが投票になります!→ 【人気ブログランキング!(^◇^)9】