パヴァロッティ死去
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今日パソコンをつけたら、パヴァロッティ死去のニュースが目に飛び込んできて
ショックを受けました。
またしても一人、輝かしい名歌手がこの世を去ってしまったとは
悲しい限りです。
去年のトリノオリンピックで歌った「誰も寝てはならぬ」の映像を
こちらから見ることができました。
私はTVで見逃していたものですから、見ることができてとても嬉しいです。
さすがに年齢には勝てなかったのかキーを半音下げて歌っていますが、
その輝かしい美声は70歳という年齢を考えると充分驚異的ですし、
深みのある歌唱に大変心を打たれ、思わず目頭が熱くなりました。
見逃した方はぜひ見ていただきたいと思います、大変素晴らしいです。
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)2006年トリノオリンピック
プッチーニ 歌劇「トゥーランドット」より”誰も寝てはならぬ”
パバロッティは何万人も観客を収容できるスタジアムのような広い場所で
マイク付でしばしばコンサートを行ったり、
TV出演を積極的に行ったりと
その芸能人的活動に眉をひそめるクラシックファンもいたようですが、
普段クラシックを聴くことのない大衆にも
広くパバロッティの存在ひいてはオペラという物を広めたわけですから、
そういった意味で意義のあることであったと思います。
パヴァロッティはたくさんの名盤を残しておりますが、
私は個人的にこの2枚が特に大好きです。
1枚は、もう極めつけの名盤でありますが、
- アーティスト: フレーニ(ミレルラ),パヴァロッティ(ルチアーノ),ハーウッド(エリザベス),パネライ(ローランド),ギャウロフ(ニコライ),マッフェオ(ジャンニ),セネシャル(ミシェル),ピエチュ(ゲールノート),カラヤン(ヘルベルト・フォン),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
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ミレッラ・フレーニ(S)ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
フレーニとパヴァロッティの黄金コンビ!
若き日の2人の歌声は本当に瑞々しい美しさにあふれ、
カラヤンの叙情的なオケも非常に効果的です。
「ボエーム」は、いまだにこれ以上理想的な録音に
私は出会えていません!
(ちなみにフレーニとパヴァロッティは同郷で同い年で、
しかも同じ乳母に育てられたのだそうです。)
もう1枚はこちらです。
1973年に行われた、パヴァロッティのコンサートのライヴ録音です。指揮はリチャード・ボニング(ジョーン・サザーランドのご主人)。
若かりし頃のパヴァロッティの声の美しさは、
本当に右に出る者がいないでしょう!
ベルカントの発声も理想的で、
歌詞も旋律も非常に自然な美しさに満ちています。
そこにはあざとさも、作為的なものも何もありません。
大切にしたい珠玉の一枚だと思います。
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